top of page
執筆者の写真奥平智之

中性脂肪、低すぎるのも

疲れやすく、冷え性などの原因に。

《主な原因》 ① カロリー不足 (過度なダイエットや断食、過度の運動など) ② 体質・遺伝 ③ 肝機能障害 (中性脂肪は肝臓でつくる) ④ 甲状腺機能亢進症 (代謝が活発になりすぎる)

⑤ 副腎疲労(コルチゾール分泌低下)

⑥ストレス(低血糖など)でアドレナリンの過剰分泌(アドレナリンが脂肪細胞の受容体にくっついて、中性脂肪を分解して、遊離脂肪酸にしてエネルギーにする)

糖質を制限してカロリーが不足してしまって、中性脂肪が低すぎる人をみかけます。

糖質を減らしても一日のカロリーは概ね守って、ちちんと維持しましょう。大切な筋肉が落ちてしまいます。

【中性脂肪を上げやすいのは炭水化物だけど・・・】 中性脂肪を上げるのは「あぶら(脂質)」ではなく、「炭水化物」。

でも、タンパク質や脂質の過剰摂取によるカロリーオーバー”は、中性脂肪を上げます。

つまり、どれでも食べ過ぎは×。

運動不足で肥満になれば、中性脂肪は上がります。 肥満のひとは、肥満の解消を。

#中性脂肪 の主な役割は「エネルギー貯蔵」。 体内に取り込んだエネルギーが余ると、まずは肝臓に脂肪がつきはじめます(隠れ脂肪肝)

GPTが25以上(GOTよりGPTが大きい場合)の人は、隠れ脂肪肝でないかチェック!

(※アルコール性の脂肪肝のときは、GPTが抑えられて、GOTの方が高くなります。)

肝臓の脂肪は、皮下脂肪に比べて、炭水化物を減らすとすぐにとれます^^

★利尿剤や降圧薬(βブロッカー)の服用で高くなることがあります。

★「炭水化物やアルコール」を摂りすぎてしまうと、その分のカロリーを脂質やタンパクを控えても、中性脂肪は上がってしまいます。

採血の前日に夜遅くまで飲み食いすると、翌日の中性脂肪は高めに出てしまいます。 採血は早朝空腹時、12~16時間の絶食後が理想的。

血液検査項目では、TG(トリグリセリド)が中性脂肪の値を示しています。

★ストレス状態や喫煙(ニコチン)は、副腎皮質ホルモンの一つである「コルチゾール(血糖上昇ホルモン、抗ストレスホルモン、抗炎症ホルモン)」を増やします。 その結果、

①血糖値が急上昇

また

②脂肪分解を促進するため脂肪細胞から血中に遊離脂肪酸が放出されて、エネルギーとして使いきる前に肝臓で中性脂肪へと再合成

こうして中性脂肪の値が上がります。

写真 川越

〜メンタルヘルスは食事から〜 https://amzn.to/2uv1wju https://www.dr-okudaira.com






閲覧数:2,269回0件のコメント

Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page