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  • 執筆者の写真奥平智之

なぜ、大好物は別腹で食べられる?



【なぜ、大好物は別腹で食べられる?】

 スイーツが大好きな人にとっては、美味しそうなデザートは「別腹」。お腹いっぱい食事をして、もう食べられない!という状態にもかかわらず、レストランで美味しそうなデザートが出てくると、不思議と食べることができてしまうのはなぜでしょう?

 医学的に説明すると、 スイーツが大好きな人は、美味しそうなスイーツを見るだけで、脳の視床下部から「オレキシン《摂食促進物質》」という脳内ホルモンが分泌される。そのため、お腹がいっぱいなのにも関わらず、食べたくなります。

 そして、オレキシンの作用により、胃の十二指腸に近い部分が縮んで、胃の食道に近い部分が緩みます。これにより、胃の中の食物を十二指腸へと送り出し、胃の入り口の筋肉を緩ませて、食べ物が入るスペースを作り出します。これが「別腹」で食べることができてしまう機序です。

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