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執筆者の写真奥平智之

SIBO(しーぼ:小腸細菌異常繁殖)の治療

更新日:2021年5月16日



①糖質過多の改善

②『炎症を招く食品』を減らす

③ 『よく噛んで』食べる

④ 低FORDMAP食


●FODMAPとは?

FODMAPというのは、「Fermentable、Oligo-、Di-、Mono-saccaharides and Polyols」(オリゴ糖、2糖のラクトース(乳糖)、単糖類(果糖)、ポリオール)の頭文字をとった略称です。


●低FODMAP食事法とは?

FODMAPの摂取をまずごく最小限にし、その後、少しずつ摂取を開始してお腹の不調を起こす食品があるかを見つけていきます。

最初の2週間、低FODMAPの食材をとり、もし症状が良くなれば、何か原因があることがわかります。症状が良くならなければ、原因はほかにあります。

症状が良くなった人はそこから徐々に食材を増やしていき、何の食材が原因か探します。


≪フルクトース(果糖)が多いもの≫

りんご、マンゴ、なし、西洋なし、アガベ、アガベシロップ、すいか、はちみつ、ドライフルーツ、果物の缶詰、コーンシロップ

果糖ブドウ糖液糖・ブドウ糖果糖液糖(異性化糖・HFCS)


≪ラクトースが多いもの≫

牛乳、ヤギ乳、チーズ、ヨーグルト、アイスクリーム、チーズソース、クリームソース、生クリーム


≪フルクタン・イヌリン・ガラクタンが多いもの≫

玉ねぎ、にんにく、グリーンピース、ブロッコリー、麦、ライ麦、すいか、

アーティチョーク、アスパラガス、大ネギ、キャベツ、大豆、豆乳、キドニー豆、ひよこ豆

参考:https://allabout.co.jp/gm/gc/416571/


●抗生物質治療:抗生物質(Abx)を用いて細菌の過剰増殖を攻撃します。

使用される主な抗生物質はリファキシミン(リフキシマ®)およびネオマイシンである。ほとんど吸収されず、腸内に留まり、局所的な作用を有します。そのため尿路感染などの全身性の副作用を引き起こしません。メトロニダゾールも使用されます。


※リフキシマ®(リファキシミン)錠は、好気性グラム陽性菌、通性嫌気性グラム陰性菌などに対して抗菌活性(in vitro)を示す、難吸収性リファマイシン系抗菌薬です。1日3回、8時間ごとに服用します。

参考:http://www.siboinfo.com/antibiotics.html 


★SIBO(しーぼ)(腸内細菌異常増殖症候群):小腸内での細菌の異常繁殖です。

異常増殖は、通胃腸管に生息する細菌が、本来細菌が少ないはずの小腸内に多く増殖してしまったことによるものです。





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メンタルヘルスは食事から」 日本栄養精神医学研究会 奥平智之 作成



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