top of page

【食と心】の栄養精神医学
メンタルヘルスは食事から

検索


食物繊維~酪酸による抗炎症作用~
食物繊維は、短鎖脂肪酸である「酪酸(らくさん)」産生につながります。
酪酸は、「e上皮細胞のエネルギー」として利用され、制御性T細胞の誘導、NF-κBの抑制から「抗炎症作用」を発揮します。
しかし、食物繊維が不足すると、粘液層が薄くなってしまい、抗原が侵入しやすくなり、「炎症

奥平智之
2023年4月14日読了時間: 1分


食物繊維が腸内細菌の力で糖・エネルギーを生み出す
腸内細菌が作り出す『短鎖脂肪酸』と『ビタミン B 群』 はどこでエネルギー代謝に関与するのでしょうか?
「ネオグルコジェネシス(新しい糖新生経路)」は、ピルビン酸、乳酸、グリセロール、糖原性アミノ酸、脂肪酸などの炭水化物でない炭素基質からグルコース(ブドウ糖)を合成する経路です

奥平智之
2022年12月9日読了時間: 2分


食物繊維と腸内細菌と血糖値の関係
食物繊維を多く含む穀物である大麦には、
1食目に大麦を含む食事をすると、
2食目摂取時の血糖値が改善される
「#セカンドミール効果」があります。
その効果の個人差の原因は?
もともとの腸内にPrevotella(#プレボテラ)属菌の割合が多く、大麦摂取により腸内でさらにPrevo

奥平智之
2022年8月24日読了時間: 2分


鉄欠乏回復のための“テケ食” と“テケ弁”
「鉄欠乏回復食」は“テケ食”、そのお弁当を“テケ弁”。単なる鉄補強食ではありません。 注意したいキーワードは3つ「鉄不足」「炎症」「糖質過多」。 「 鉄不足」を補うには、吸収に優れたヘム鉄が豊富に含まれる動物性タンパク質を摂取しましょう。...

奥平智之
2019年5月5日読了時間: 2分