食物繊維は、短鎖脂肪酸である「酪酸(らくさん)」産生につながります。
酪酸は、「e上皮細胞のエネルギー」として利用され、制御性T細胞の誘導、NF-κBの抑制から「抗炎症作用」を発揮します。
しかし、食物繊維が不足すると、粘液層が薄くなってしまい、抗原が侵入しやすくなり、「炎症」へとつながります。
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奥平 智之
日本栄養精神医学研究会 会長
医療法人 山口病院 副院長
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