• 奥平智之

女性の「栄養型うつ」:~食べてうつぬけ 鉄欠乏女子(テケジョ)を救え!!~ 女性セブン

最終更新: 2020年11月21日


 女性の場合は、うつ病に、鉄欠乏による「栄養型うつ」(鉄欠乏うつ:鉄欠乏症)が重なるケースがあります。


 例えば、イライラしたり、落ち着きがなくなったり、何か悶々したりというのは鉄欠乏でもみられる症状です。

そわそわしたり、ウロウロ歩いたりするようになっているときは、自殺のリスクがすごく高いので注意する必要があります。


有経女性の場合は、背景に鉄欠乏が隠れていないか、フェリチンやTIBCなどの鉄関連項目や諸症状からきちんと評価しておくことが大切です。

 ヘモグロビンが正常範囲でも(つまり、貧血がなくても)、フェリチン(貯蔵鉄)が一桁といったフェリチン低値(鉄欠乏)の女性は多いです。


 鉄欠乏性貧血まで至らなくても、鉄欠乏になると、ミトコンドリア(エネルギーATPの産生工場)の機能が低下して、神経細胞やグリア細胞だけでなく、全身の細胞の機能低下に陥ります。


その結果、慢性疲労、肌荒れ・アザやシミ・抜け毛、冷え、肩こり、頭痛、集中力の低下、注意散漫、抑うつや焦燥などの心身の不調につながる可能性があります。


そして、鉄はセロトニン(幸せホルモン)やメラトニン(おやすみホルモン)、ノルアドレナリン(やる気ホルモン)、ドーパミン(ときめきホルモン)などの脳内神経伝達物質の生成にも欠かせません。


 また、糖質過多の生活は、隠れ脂肪肝や腸内環境の悪化から、鉄の吸収が低下してしまっている人がいます(炎症に伴う鉄の利用・吸収障害)。


「コロナうつ」の背景に、鉄欠乏が隠れている女性がいるかもしれません(隠れ鉄欠乏)。


「メンタルヘルスは食事から」

鉄欠乏女子(テケジョ)を救え!


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