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  • 執筆者の写真奥平智之

口呼吸から腹式呼吸へ:下腹部(丹田)への意識 :臍下丹田 (せいかたんでん)  

更新日:2021年4月11日


🌸「口呼吸」セルフチェック🌸

① 気がつくと口を開けている

② 口の中が渇きがち

③ 唇がカサカサしている

④ 口臭が気になる

⑤ 朝起きると口の中がネバネバしている

⑥ 朝起きたとき喉が渇いている

⑦ 音を立ててものを食べる

⑧ 寝ているときにいびきをかく

⑨ 鼻づまり、花粉症がある

⑩ 鼻呼吸すると息苦しい

⑪ 風邪をひきやすい


※2つ以上の項目を自覚しているひとは、『口呼吸』の可能性が高い


★哺乳類の中で、口呼吸ができるのは人間だけ!! 人間は空気が通る気管と、食べ物を通す食道がつながっているため、口からも呼吸できるようになっています。


★鼻の中は粘膜と毛で保護されています。 外部から入ってくるほこりや病原菌は50~80%がここでブロックされ、奥に侵入しにくくなっています。そのため、口呼吸だと病原菌が侵入しやすくなり、また、歯の病気を引き起こす原因にもなります。


★唾液(殺菌作用)が減るので、細菌はますます繁殖しやすくなります。そのため、口腔環境が悪化し、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。


★口を開けていると、本来なら上あごにくっついているはずの舌が下がり、自然と下の前歯が押し出されていくことと、上あごが狭くなることで、歯並びが悪くるなる可能性があります。


★テレビを見ているときのような一方的な受け身の状態にいるときは、口呼吸になりやすくなります。


大名幸一 先生著 「一生噛める歯 元気な歯」より goo.gl/yZTFuJ とてもわかりやすい


🍀対策🍀

① 意識して口を閉じる

② シュガーレスガム

③下腹部(丹田)への意識 :臍下丹田 (せいかたんでん)  



●腹式呼吸とは?●


【腹式呼吸法のメリット】

下腹と吐くことを意識した深くゆっくりした呼吸です。鼻で呼吸をします。

①横隔膜の上下運動:深い呼吸によって、横隔膜が上下するので、胃腸を刺激して胃腸の蠕動を高めて、胃もたれや便秘を減らすなど、胃腸機能を高めてくれます。また、横隔膜のリズミカルな運動が、心を安定させるセロトニンというホルモンを分泌してくれます。

②副交感神経優位:ゆったりとした呼吸で、 からだはリラックスモードになり、副交感神経が高まります。副交感神経が高まると、血圧や血糖が安定したり、血流が良くなったりします。

③肺からの酸素供給↑:深い呼吸により、たくさんの酸素を肺から取り込めるようになり、脳やからだの活性化につながります。

④鼻呼吸:口呼吸ではなく、鼻呼吸をすることにより、感染予防につながります。鼻の中では鼻毛やさらに細かい繊毛、そしてそこに流れている粘液などがフィルターの役割を果たし、ウイルスや花粉を始めとする異物の多くは、まずここのバリアによって鼻水と一緒に体外に排出されます。さらに鼻の中を通ることで、空気は温められ湿度を含むようになります。【保温・保湿効果】

呼吸は吐くとき下腹部に気を張るようにし、下腹を意識。


吐く息はゆるく長く


慣れてくると、自然に 吐くときに下腹が膨れてかたくなり、力が満ちてきます。


吸うときは空気が一瞬に肺に満ちて上腹部は自然に膨らみます。


そのとき、おへそ下の張りは軽くゆるみぎみになりますが、おへその下はずっと充実しています。

吸う息は短くていいです。


おへその下に力を入れるために、息んだり、息を止めたり、全身をかたくして力まないこと


慣れれば、いつでもどこでもできます。


イライラするなど情緒が不安定な時、下腹部の充実感も失われてしまっているでしょう。


いつもやっているひとは、常に下腹部の充実感があり、大木が根を張ったようになります。


前後左右から突かれても倒れないでしょう。


食事栄養療法倶楽部 奥平智之 作成


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