• 奥平智之

ダイエットに「はり(鍼)」(ツボ刺激)は有用か?

やせたい人、肥満軽減に、鍼によるツボの治療も併用してみては?

≪肥満患者の体組成に対する鍼治療の効果≫

肥満患者の減量における鍼治療介入の臨床的有効性を観察するために、減量中の合計71人の肥満患者を鍼治療+栄養相談グループ(n = 40)および単純栄養相談グループに割り当てました(n = 31)。

鍼+栄養相談グループの患者は、

① 中脘(ちゅうかん)(おへそとみぞおちの中間)

② 下脘(げかん)(おへそから指3本分上)

③ 天枢(てんすう)(おへそから左右にそれぞれ指3本分外側)

④ 外陵(がいりょう)(臍から外側に指3本分で、下に指3本半分)

⑤ 氣海(きかい)(おへそより指2本分下)

⑥ 関元(かんげん)(おへそより指4本分下)

の鍼刺激によって治療されました。

鍼治療は、30分、隔日に1回、週に3回、全体で12回。

および週1回の栄養相談(客観的な測定、分析、栄養サポートのプログラムを含む)も同時に行われました。

単純な栄養相談グループの患者は、4週間の週に一度の栄養相談のみで治療されました。

治療前後に、患者の体重、体格指数(BMI)、脂肪量、体脂肪率、筋肉量、タンパク質量、水分量、および骨量について組成分析計を使用して測定しました。

4週間後治療、体重、BMI、脂肪量、および鍼治療+栄養相談と単純栄養相談の両方のグループの脂肪率は大幅に減少しました(P <0.01)。筋肉、タンパク質、骨、水分の重量レベルも明らかに変化しました(P> 0.05)。

鍼治療+栄養相談グループの治療効果は、体重、BMIの改善度において、単純な栄養相談グループの治療効果よりも著しく優れていました(P <0.01)。

肥満患者の体重、体脂肪率、体脂肪率の低下において、鍼治療+栄養相談は効果的です。

Zhang, H. M., Wu, X. L., Jiang, C., & Shi, R. X. (2017). Effect of acupuncture therapy on body compositions in patients with obesity. Zhen ci yan jiu= Acupuncture research, 42(2), 173-177.

【腹部肥満の鍼治療のための無作為化対照臨床試験】

鍼治療は内臓脂肪量を効果的に減らすことができた。

Liang, C. M., Hu, H., Wang, C. X., Sun, S. G., Yang, W. J., & Pan, L. (2016). Randomized controlled clinical trials for acupuncture treatment of abdominal obesity. Zhen ci yan jiu= Acupuncture research, 41(2), 159-62.

【肥満に対する鍼治療】

こちらのURLがまとまっています。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6022277/

Zhang, K., Zhou, S., Wang, C., Xu, H., & Zhang, L. (2018). Acupuncture on obesity: clinical evidence and possible neuroendocrine mechanisms. Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine, 2018.

【分娩後肥満被験者の体重減少に対する栄養管理と組み合わせた鍼療法の効果】

Zhang, H. M., Jiang, C., Cheng, D. X., & Shi, R. X. (2017). Effect of Acupuncture Therapy in Combination with Nutrition Control on Body-weight Reduction in Postpartum Obesity Subjects. Zhen ci yan jiu= Acupuncture research, 42(3), 263-266.


✳︎ツボマスター

https://sp.tsubomaster.com


✳︎ツボの場所どこ?

http://www.aimy-ss.jp/pg154.html




日本鍼灸師医師交流会 資料

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