女王蜂と働き蜂の遺伝子は同じエピジェネティクスとは?
- 奥平智之
- 2022年7月25日
- 読了時間: 2分

同じ遺伝子でもその身に受ける栄養(栄養環境)の違いで違うものが発現します。
女王蜂も働き蜂も同じ卵から産まれ、同じ遺伝子です。
女王蜂になれたのは、働き蜂が花粉や蜜のみを食べるだけなのに対して、ローヤルゼリーという極上の栄養を摂り続けたから。
ミツバチの社会は、一匹の女王蜂をトップに何万という働き蜂が集まって成り立っています。 働き蜂は、密と花粉を食べて、ローヤルゼリーを分泌します。 このローヤルゼリーを、女王蜂だけが生涯食べ続けることになります。
女王蜂は巣に1匹のみ。働き蜂の寿命は約3ヶ月なのに対して、女王蜂は3年ほど。
数年生きて、夏に毎日2千個程の卵を生みます。数年も生きるので、その間は他の女王蜂は必要ありません。
同じ遺伝子でも、理想的な栄養環境であれば、良い遺伝子が発現したり悪い遺伝子を抑え込める。これを、 エピジェネティクスと言います。
#エピジェネティクス #遺伝子 #栄養環境
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奥平 智之
日本栄養精神医学研究会 会長
医療法人 山口病院 副院長
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