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  • 執筆者の写真奥平智之

1+1 は ???


  〜複数の生薬を重ねる複雑系「かんぽう」〜

生薬の組み合わせで特徴ある薬効を示す

1. 相須(そうす)=相乗作用:1+1=3   例:麻黄(まおう)+桂皮(シナモン) →カゼの時に飲む葛根湯


2. 相使(そうし)=相加的作用:1+1=2 or片方の引き立て役 例:半夏(はんげで、のどがイガイガ)+生姜(半夏の毒性を消去) →半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)気分がふさいだとき、のどのつまった感じがしたときに飲む


人参(にんじん)+ 黄耆(おうぎ) 内と外を守る最強コンビ (気(=エネルギー)をおぎなう)

・人参:内を守り  →内臓 ・黄耆:外を守る  →皮膚

→例 人参養栄湯(にんじんようえいとう)など





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奥平 智之

日本栄養精神医学研究会 会長

医療法人 山口病院 副院長

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■ 書籍:食べてうつぬけ 鉄欠乏女子 テケジョ 血液栄養解析 うつぬけ食事術

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