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執筆者の写真奥平智之

草食動物の睡眠時間:少ないのはなぜ?:レム睡眠・ノンレム睡眠

更新日:2021年4月11日


草食動物のゾウの眠りはたったの3時間。 こんなんで身体がもつとは・・・・・


トラの睡眠時間は15時間以上


草食動物は肉食動物と比べて、レム睡眠(浅い眠り)が少ない。

レム睡眠は、筋肉が弛緩してしまい、肉体を動かすことができなくなってしまい、敵から逃げれなくなってしまうというのが理由のようです。 (Nasrin Mohebbian)


ノンレム睡眠(深い眠り)が多く、横にならないで脳を休めている時間が多いんですね。

★レム睡眠⇨カラダは骨格筋が弛緩して休息状態にありますが、脳が活動して覚醒状態(浅い眠り)。夢を見ることが多いです。


★ レム睡眠は入眠してから、2時間以内に現れます。しかし、入眠から30分以内にレム睡眠が現れた場合はうつ病、ナルコレプシー、薬物依存などが疑われます。

レム睡眠は、鳥類と哺乳類にしかみられません。


●ちなみに、


イルカは眠らない?

イルカは哺乳類だから水中で眠ったりしたら溺れて死んでしまいます。

だからイルカは24時間ずっと起きています。

実は、半分ずつ眠る“特殊能力”を持っています。

左目を閉じると右脳が眠り、右目を閉じると左脳が眠るというように、交互に脳を眠らせているのです。

http weheartit より




【補足】鉄や亜鉛やマグネシウムの欠乏は、睡眠に影響します。

例えば、鉄と睡眠時間の関係は、乳児と一般成人で一貫して報告されています。

横断研究と臨床試験の結果に基づくと、鉄欠乏性貧血(IDA)は、栄養価の高い乳児と比較して、より多くの夜の目覚めとより短い総睡眠時間と関連している可能性があります。


鉄欠乏は、睡眠段階の特性の変化にも関連しています。

鉄欠乏性貧血でない乳児と比較して、鉄欠乏性貧血の乳児は、夜間のノンレム睡眠において、より多くの覚醒時間があります。

Ji, X., Grandner, M. A., & Liu, J. (2017). The relationship between micronutrient status and sleep patterns: a systematic review. Public health nutrition, 20(4), 687-701.




日本栄養精神医学研究会 奥平智之 作成


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