風邪の時には、ビタミンC以外にどんな栄養が大切でしょう?
こちらは、風邪に対する経口亜鉛療法のランダム化比較試験における、亜鉛製剤による風邪症状の持続期間のメタアナリシスです。
合計2121人の参加者が参加した17件の試験。
風邪の症状の持続時間の短縮は、低用量よりも高用量(75㎎/日)の亜鉛の方が大きいという結果でした。
亜鉛は成人の風邪症状の期間を有意に短縮しました。
Johnstone, J., et al(2012). Zinc for the treatment of the common cold: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Cmaj, 184(10), E551-E561.
【補足】
1999年1月〜2003年1月に行われたアメリカのランダム化二重盲検プラセボ対照試験では、亜鉛トローチを起きている間、2〜3時間ごとに13.3mgずつ、風邪症状が軽快するまで投与されました。
喉の痛み、鼻汁、鼻づまり、くしゃみ、咳、喉のかゆみ、嗄声、筋肉痛、発熱、および頭痛の主観的症状スコアを12日間毎日記録しました。
結果は、亜鉛の投与は、風邪の症状、特に咳の期間と重症度の低下と関連していました。
Prasad, A. S., et al(2000). Duration of symptoms and plasma cytokine levels in patients with the common cold treated with zinc acetate: a randomized, double-blind, placebo-controlled trial. Annals of internal medicine, 133(4), 245-252.
「メンタルヘルスは食事から」 日本栄養精神医学研究会 奥平 智之 作成
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