top of page

亜鉛と食欲・味

執筆者の写真: 奥平智之奥平智之


亜鉛は味細胞の再生に関わるので、亜鉛が欠乏すると味のセンサーが低下する可能性があります。


亜鉛を適正化することで、味を感じる舌の「味蕾(みらい)」の細胞の産生が上がります。

✳︎ 味蕾とは、花の蕾(つぼみ)の形をした小さな感覚器官のこと。

味蕾の味細胞は通常、「1ヶ月おき」に入れ替わりますが、亜鉛が足りないと、入れ替わりが遅くなってしまいます。


注意する人→高齢者、クスリたくさん飲んでいる人、お酒よく飲む人など

対策→ ビタミンCや酸味があるものと一緒にとると亜鉛の吸収率がアップします。



コロナなどのウイルスに伴う味覚障害 ウイルスによって神経細胞が直接障害を受けたり、神経が炎症を起こしたりして生じた味覚障害なので、亜鉛を補っても、すぐに治らないことが多いと思います。多くのひとは時間経過で味覚が回復してきます。


→コロナ後遺症では、亜鉛欠乏を伴っている人も少なくないので、血液検査やチェックリストをした上で、亜鉛も適正化しておいた方がよいでしょう。





————————————————

奥平 智之

日本栄養精神医学研究会 会長

医療法人 山口病院 副院長

————————————————


■ 書籍:食べてうつぬけ 鉄欠乏女子 テケジョ 血液栄養解析 うつぬけ食事術

(友達申請時はメッセンジャーに自己紹介をお願いいたします)



https://www.dr-okudaira.com にメール登録されている方は

不定期ですが栄養スライドをお送りいたします



閲覧数:20回0件のコメント

最新記事

すべて表示

糖尿病対策

Comments


© 2019 by Dr. Tomoyuki Okudaira

  • アマゾン - ホワイト丸
  • Facebook Clean Grey
  • ツイッター - ホワイト丸
  • ホワイトYouTubeのアイコン
  • ホワイトInstagramのアイコン
bottom of page