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  • 執筆者の写真奥平智之

鉄欠乏女子(テケジョ)のお肌と月経周期

更新日:6月15日


エストロゲンには抗炎症作用があります(エストロゲン過剰では炎症)

排卵前の週(卵胞期)は、エストロゲンが上昇し、炎症を起こりにくくします。

そのため、ヘプシジン(鉄の利用や吸収を抑えるホルモン)は抑制され、鉄の利用や吸収が上がりやすくなります。

鉄を吸収したり利用しやすい時期ですね。

鉄は、コラーゲンの材料。

卵胞期は、お肌の絶頂期です。

卵胞期は、エストロゲン上昇の関係で、皮膚のコラーゲンの生成が増えます。

逆に黄体期は、炎症が起こりやすく、鉄の吸収や利用が低下しやすくなります。

《参考》

①エストロゲン・・・・皮膚の厚さと真皮のヒアルロン酸の生成による水分含有量の増加、バリア機能の改善、創傷治癒の促進に関連します

②皮膚のトラブルは、プロゲステロンのピークと相関します

※月経前後に悪化する皮膚疾患

・・・にきび、乾癬、アトピー性湿疹、刺激性皮膚炎

(Raghunath, R. S. 2015 )


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奥平 智之

日本栄養精神医学研究会 会長

医療法人 山口病院 副院長

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