鉄欠乏女子とコレステロール、胆汁酸
- 奥平智之
- 2023年9月24日
- 読了時間: 2分
更新日:3月26日

鉄欠乏女子(テケジョ)とコレステロール、胆汁酸
胆汁酸はコレステロールからつくられています。
コレステロールは、ビタミンDや副腎皮質ホルモンや細胞膜などの材料となる大切なもの。
コレステロールは、胆汁酸として、腸管に分泌されます。
肝臓から腸管に分泌された胆汁酸は腸の酸性環境を守ってくれます。
腸管において酸性環境で鉄の吸収は高まります。
テケジョの胆汁酸の分泌の亢進は、鉄を少しでも多く吸収するための、からだの代償反応と言えます。
胆汁酸は、抗菌殺菌作用があり、SIBO(小腸内の菌の増殖)を防いでくれています。十二指腸や小腸の細菌が鉄を奪うことを、胆汁酸は防いでくれています。
コレステロールが低くなると、ココロや体がさまざまなストレスに弱くなってしまいます。
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奥平 智之
日本栄養精神医学研究会 会長
医療法人 山口病院 副院長
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✳︎鉄欠乏女子(テケジョ)という言葉は、奥平智之医師が命名し、2014年から広まった。貧血の有無に関わらず鉄欠乏の女性に対して使われる。著書「食べてうつぬけ〜鉄欠乏女子(テケジョ)を救え!」で広く周知された。
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