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  • 執筆者の写真奥平智之

意味性認知症チェックリスト



①右手で左肩を叩いてください ⇒左手をさする、医師の肩を叩く


②サルも木から落ちる どんな意味ですか? ⇒サルが木から滑り落ちることです


③A)弘法も筆の 続きを言ってください、B)犬も歩けば 続きを言ってください ⇒聞いたことないなあ 、え~(絶句)


④利き手はどちらですか?  ⇒利き手って何だろう?


2問不正解で「語義失語」あり→意味性認知症


✳︎ 語義失語→言葉の意味の理解や物の名前などの知識が選択的に失われること。 語義失語は単語レベルでは復唱も良好ですが、物の名前が言えない「語想起障害」や、複数の物品から、指示された物を指すことができない「再認障害」がみられます。


✳︎ 意味性認知症とは、「側頭葉」に比較的限局する左右差のある萎縮を有し、臨床的には意味記憶の障害が目立つ認知症。

65歳未満で発症することが多いといわれている。


左優位萎縮では「一般物品(例:えんぴつ、りんごなど)」についての意味記憶障害が、そして、右優位萎縮では「人物」についての意味記憶障害がおこりやすい。




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奥平 智之

日本栄養精神医学研究会 会長

医療法人 山口病院 副院長

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■ 書籍:食べてうつぬけ 鉄欠乏女子 テケジョ 血液栄養解析 うつぬけ食事術

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