ビタミンD代謝にはマグネシウムが必須ですが、ビタミンD欠乏では、マグネシウムの吸収が低下するという悪循環になるおそれがあります。
新型コロナ対策において、「免疫力」を保つためにも、ビタミンDが大切ですが、高用量のビタミンDのサプリを摂取するときは、マグネシウムの摂取も忘れずに。
私は、マグネシウムは、にがりで補給しています。マグネシウムも免疫には大切です。
ビタミンDもマグネシウムも、「抗炎症」には欠かせない栄養素です。
バイオアベイラビリティはマグネシウムサプリの種類によってかなり違います。
マグネシウムの種類は、クエン酸マグネシウムをおすすめします。
酸化マグネシウムは、バイオアベイラビリティが極めて低く、ほとんど吸収されません(4%のみ)。Firoz, M., & Graber, M. (2001). Bioavailability of US commercial magnesium preparations. Magnesium research, 14(4), 257-262.
ストレスが増えることで、胃酸が減ると、胃の中の塩酸も減るため、腸からのマグネシウムの吸収は減ります。
また、ストレスが多ければ多いほど、もしくは、思考を使うほど、より多くのマグネシウムを必要とします。
お茶に含まれるタンニンは、マグネシウムなどのミネラルとくっついて、腸からの吸収を妨げてしまいます。
カフェインやお酒をたくさん摂取すると、利尿作用でマグネシウムは欠乏します。
低カリウム血症は、尿からのマグネシウムの排出を増やしてしまう可能性があります。
マグネシウムもビタミンDも、カルシウムとビタミンKと密接な関係があります。
●まとめ
マグネシウムとビタミンDは相乗効果があるので、サプリは両方セットで摂取するとよい。
ビタミンD代謝において、マグネシウムは8か所で必要になります。
「感染症対策は食事から」です。
日本栄養精神医学研究会 奥平智之 資料
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