「副腎疲労」の3ステージとコルチゾールの関係
- 奥平智之
- 5月14日
- 読了時間: 4分
なんだかずっと疲れている。
朝がつらい、眠れない、イライラする…
「休んでも回復しない疲労」が続くとき、耳にするのが“副腎疲労”という言葉です。
これは医学的な診断名ではありませんが、
「慢性的なストレスによってホルモン調節が乱れる状態」
として扱われることがあります。
今回は、この俗に言われる「副腎疲労」(症候群)の進行と、抗ストレスホルモン=コルチゾールの変化をステージ別に分かりやすくご紹介します。
🍀【ステージ1:過覚醒期=高コルチゾール状態】
この段階では、心も体もまだ「頑張れている」状態です。
過剰なストレス、睡眠不足、低血糖などが続くと、
副腎はコルチゾールをせっせと分泌し、体をなんとか支えようとします。
そのため一時的には頭が冴えたり、活動的になったりもしますが…
実はこれ、抗ストレスホルモンに頼り切った“強がりモード”。
●こんなサインはありませんか?
・イライラが止まらない
・夜になっても目が冴える
・寝ても回復した気がしない
・甘いものやカフェインが手放せない
これは、副腎が“アクセル全開”で働いている証かもしれません。
🍀【ステージ2:適応疲弊期=コルチゾールの不安定化】
ストレスが続くと、副腎がだんだん疲れてきます。
この時期はコルチゾールの分泌リズムが乱れ、
朝は出ない・夜に急に上がるといったアンバランスな状態に。
●思い当たることはありますか?
・朝なかなか起きられない
・午前中はボーッとしている
・昼食後は強烈な眠気がくる
・夜になると元気が出る(いわゆる“夜型”)
これは、副腎が「もう無理しないで…」とささやいているサインかもしれません。
🍀【ステージ3:疲弊・衰弱期=低コルチゾール状態】
最終段階では、副腎の反応性そのものが落ちてしまいます。
つまり、“ストレスに対して反応できない体”になってしまうのです。
コルチゾールの分泌が全体的に低下し、
日常の些細なことでさえ負担に感じるようになります。
●こんな状態が続いていませんか?
・朝まったく起きられない
・理由もなくダルい、無気力
・血圧が低く、立ちくらみが多い
・しょっぱいものをやたらと欲する
・うつっぽく、何も楽しめない
この状態では、単に「頑張ればなんとかなる」という話ではなく、
体の深部からの“エネルギー破綻”が起きています。
⭐️本当に必要なのは、生活と栄養の見直し⭐️
副腎の回復には、ただの“休息”では足りません。
・血糖値の安定(高たんぱく・低糖質)
・質の良い睡眠と生活リズムの調整
・ビタミンB群・C・マグネシウムなどの補給
・カフェインやアルコールの見直し
・「がんばりすぎ」の思考パターンの手放し
副腎は、あなたの“心の疲れ”にも正直に反応しています。
だからこそ、栄養とこころの両面からのケアが必要なのです。
【最後に:副腎疲労は医学用語ではありません】
「副腎疲労(Adrenal Fatigue)」(症候群)は、現在の医学では正式な病名ではありません
ただし、抗ストレスホルモンのアンバランスや慢性疲労に苦しむ人が多いのも事実です。
だからこそ、「なんとなく不調」を見逃さず、
自分の体の声に耳を傾けることが大切です。
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