top of page
  • 執筆者の写真奥平智之

「鉄」の血液検査の読み方の基本~血清鉄の解釈は??~

更新日:2021年3月4日

【低いとき】

①慢性炎症がある(血液中に鉄は、炎症があると流さないようにするので、下がります)➡糖質過多の生活も原因になります。


②鉄を運ぶトラック(たんぱく質)も十分に作れない➡たんぱく質の代謝が低下、たんぱく質不足


③鉄が足りない


【高いとき】

①体の中の酸化ストレスが亢進(活性酸素が多いということ)していたり、細胞膜を構成する栄養が足らない。細胞膜が弱くなって赤血球の中の鉄が血液中に漏れやすくなっています(膜障害と言います)➡過労や不眠なども原因に。


②肝臓に負担がかかっている

カラダの鉄の約1/3は肝臓にあります。肝細胞が壊れると細胞内の鉄が漏れ出てしまいます。


などを考えましょう


※トランスフェリン(Tf)➡鉄を運ぶタンパク質でできたトラック


※血液検査の値は、下げる因子と上げる因子が両方併存することもあるので、データの解釈には注意が必要です。他の数値や問診や所見等と合わせて考えましょう。


https://www.dr-okudaira.com  に登録されている方に、不定期に栄養スライドをお送りしております。


栄養型うつ うつぬけ うつよけ 鉄欠乏女子(テケジョ) https://amzn.to/2uv1wju




●Facebook友達申請時は、必ず自己紹介をお願い致します



写真2019
















閲覧数:681回

最新記事

すべて表示
bottom of page