発達障害とHSPの似ているところ
- 奥平智之
- 2023年8月21日
- 読了時間: 2分

◎発達障害とHSPの似ているところ
1. 光や音などの強い刺激に敏感に反応しやすい。
2. 特定の分野において優れた才能を発揮する。
3. 外部と自分との違いに悩み、苦しみを感じている。
4. 大勢での飲み会より少人数の集まりが好き。
5. 頭のなかに次々といろんな考えが浮かぶ。
6. 心配事が浮かぶと、頭から離れなくなってしまう。
7. 想定外の出来事に弱く、パニックを起こしたことがある。
8. ほかの人には見えないモノが見えることがある。
9. 睡眠障害がある。
10. 本音と建前の区別がつかない。
◎発達障害とHSPの違い
→原因がその人の内部にあるか、外部にあるか!
その傾向や症状が特定の外部条件の下で起こるのであればHSP、常に起きているのであれば発達障害。
発達障害の人にある傾向や症状が発生する原因は、脳の機能そのもの、すなわち人間の内部。
発達障害の人の脳には健常者にはない偏りがあり、脳のアンバランスが原因で症状が発生している。
それに対して、HSPが「過剰反応」するのは、あくまでも外部からの刺激という原因があって、「困った傾向や症状」が発生するのは、その結果。
◎空気が読めるか?
発達障害 は、#空気が読めない、コミュニケーション障害。
一方、HSP は、#空気を読みすぎ て苦しくなる、他人の言動に振り回される。察知能力が高いので、相手の気持ちに共感し、寄り添いすぎて、逆に人間関係に振り回されて、疲れてしまうことが多い。
◎思いつきの行動は少ないか?
発達障害は、相手の気持ちや立場を読み取る能力に欠けるため、思ったことをすぐに口に出す衝動性がある。
一方、HSP は、思いつきで行動するような衝動性は低い。逆に、他者への気持ちを忖度しすぎて身動きが取れなくなったり、慎重になり「石橋を叩きすぎて壊してしまう」ようなところがある。他者への共感性が高い。
発達障害とHSPと腸内細菌 高田明和 より
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奥平 智之
日本栄養精神医学研究会 会長
医療法人 山口病院 副院長
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