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執筆者の写真奥平智之

ビタミンAについて理解しよう

更新日:2023年6月15日


ビタミンAは、「上皮細胞増殖の調節剤」。

不足すると、角膜の上皮細胞が乾燥して「ドライアイ」に‥


①紫外線は、皮膚のビタミンAを減少させます

②脂肪肝やアルコール多飲は、肝臓のビタミンAの貯蔵を減らします

③慢性的なストレス(酸化、炎症)は、ビタミンAの需要を増やします


※皮膚、目、口、鼻、喉、肺の粘膜は、ビタミンAに依存して潤った状態を保ちます

✳︎retina(レチナ)=網膜


一般的な大人のビタミンAの上限は、1万IU。 妊婦の一日の必要量は2000IU。上限は5000IU。

ビタミンAは、妊娠3ヶ月までの過剰や欠乏で胎児に形態的な異常が生じることがあります。


動物性食品には、レバー・うなぎなどに含まれており、部位によってビタミンAの含有量は異なります。


動物性食品に含まれるのは、レチノール 植物性食品に含まれるのは、βカロテン


過剰な摂取で、問題になるのは、レチノール。



ニンジン・バジル・かぼちゃ・春菊などの植物性食品には、ビタミンA自体は含まれていません。 含まれているのは、体の中でビタミンAに変換される前駆物質である「カロテン」。


β-カロテンは体内でビタミンAが不足している場合にのみ変換されて、安全。ニンジンなどの植物性食品を多く食べてもビタミンAの過剰摂取になるというわけではありません。


ビタミンAは、免疫、生殖、正常な粘膜、抗炎症などに大切

鉄欠乏女子に大切なビタミンAは、粘膜ビタミン 




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奥平 智之

日本栄養精神医学研究会 会長

医療法人 山口病院 副院長

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■ 書籍:食べてうつぬけ 鉄欠乏女子 テケジョ 血液栄養解析 うつぬけ食事術

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