• 奥平智之

ビタミンDによる抗炎症作用と免疫寛容~新型コロナウイルス(COVID-19)によるサイトカインストームのリスク軽減の一助に~

更新日:2月16日


室内で仕事をしている人、ステイホームの生活をしている人の多くが、ビタミンD欠乏です。実際に、25(OH)ビタミンDを測定してみると、不足していることがよくわかります。


ビタミンD欠乏は、新型コロナウイルス(COVID-19)によるサイトカインストームのリスクにつながります。


サイトカインストーム(Cytokine storm)とは、血中に炎症性サイトカインが嵐のように放出され、致死的で重篤な免疫反応を指します。サイトカインストームは臓器組織に重大な障害を与える可能性があります。サイトカインは免疫細胞を活性化し、さらなるサイトカイン放出を促します。例えば、サイトカインストームが肺で起こった場合には、免疫細胞が気道に集中して閉塞を生じ、死に至ることもあります。


それは、ビタミンDが過剰な免疫反応を抑えるといった「免疫寛容」の役割があるからです。具体的には、過剰な免疫反応を抑える制御性T細胞(T-reg)が過剰な炎症を鎮めてくれます。


ビタミンDは、「免疫調整ビタミン」であり、「抗炎症ビタミン」です。


ストレスと損傷の信号(赤い矢印)が細胞に入り、ストレス反応や抗炎症反応に対してビタミンD活性を引き出します。


また、ビタミンDは、ミトコンドリアにおける小胞体ストレス(細胞死の原因となる変性タンパク質の蓄積)を抑制します。


ビタミンDは、自然免疫と獲得免疫の両方で、サイトカインを強力に調整しています。


「感染症対策は食事から」です。


日本栄養精神医学研究会 奥平智之 資料



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