運動トレーニングとプロバイオティクスの補給は、認知の低下の進行を遅らせることが示唆されています。
プロバイオティクスとは、ビフィズス菌や乳酸菌などの腸に存在する有用菌のことです。
マウスに運動トレーニングとプロバイオティクス治療を行い、機能的、生化学的、マイクロバイオームマーカーを分析しました。
これらの条件下で、マウスはモリス迷路テストでコントロール群を大幅に上回り、海馬のベータアミロイド プラークの数が減少しました。
運動とプロバイオティクス治療がアルツハイマー病の進行を減少させ、その有益な効果がマイクロバイオームの変化によって部分的に媒介される可能性があることを明らかにしました。
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奥平智之
日本栄養精神医学研究会 会長
医療法人 山口病院 副院長
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