ウォーキングとメンタルヘルス
- 奥平智之
- 5月19日
- 読了時間: 3分
🙋🙋みなさん、最近どれくらい歩いていますか?🙋🙋
ジムに行かなくても、アプリで記録しなくても大丈夫。
毎日の「ちょっとそこまで」の一歩一歩が、実は脳の健康と心の安定に直結しているって、知ってました?✨
◆歩行とメンタルヘルスの深い関係🧘♀️
医学的にも、「歩くこと」は前頭前野を活性化し、気分を安定させることがわかっています。
たとえば、Harvard大学の研究では、週3回以上のウォーキング習慣が、うつ症状の軽減に有効だったという報告も📚(Craft & Perna, 2004)。
歩くことで分泌が促されるのが、BDNF(脳由来神経栄養因子)という物質。
これは「脳の肥料」とも呼ばれ、記憶力・集中力・感情の安定を支える神経の修復に欠かせません🌿
つまり、歩くだけでストレスに強くなる脳を育てることができるのです。
◆栄養と歩行、どっちが先?🥗→🚶♀️
ここで「栄養精神医学」の視点が欠かせません。
栄養が足りていない状態では、そもそも歩く意欲すら湧かなくなることも‥。
たとえば、鉄やたんぱく質が不足すると、エネルギー産生が落ちて「動く気がしない…」という感覚に。
逆に、栄養が整ってくると「ちょっと動いてみようかな」と、自然に気持ちが前向きになるように感じられます🌞
さらに、歩くことで胃腸が刺激され、ビタミンやミネラルの吸収効率もアップ⤴️
栄養 → 歩く → 吸収UP → もっと歩ける
という、理想的な好循環が生まれます。
◆「歩けない」は、意志ではなく脳のSOSかも?🆘
「何もやる気が出ない」「歩くのもおっくう」
そう感じるとき、実は意志の問題ではなく、脳や身体からのSOSかもしれません。
朝食を抜いていたり、甘いもの中心だったり、鉄欠乏やビタミン不足があると、脳のブレーキやアクセルの機能がうまく働かなくなってしまいます。
少しずつ栄養を整えると、まず“足”が変わってきます。
「気づいたら散歩してた」「外に出るのが平気になってきた」
それは、脳が動き出してきたサインかもしれません✨
◆歩く場所も時間も「決まり」はない🕊️
「1日8000歩」「30分以上」などの基準にこだわらなくて大丈夫。
「庭を1周した」「駅の手前で降りて歩いた」そのくらいでも、脳はちゃんと反応します。
特に、栄養が整ってくると、自然と体が「動きたい!」と言い出すようになってきます。
📕歩くことは、“神経のリハビリ”📕
ウォーキングは、自律神経、腸、そして前頭前野を整える、自然で最高のセラピーです。
呼吸が深まり、血流がよくなり、気持ちもほぐれてきます。
その土台を支えるのが、鉄・亜鉛・ビタミンB群・オメガ3脂肪酸・たんぱく質などの栄養たち✨
心が疲れているときこそ、「歩けない自分」にダメ出しせず、まずは栄養から整えることが大切です。
その一歩が、きっと心と脳にとっての回復のはじまりになります。

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