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  • 執筆者の写真奥平智之

血清「銅」の評価

更新日:2023年6月12日



銅そのものではなく、「セルロプラスミン」と結合した銅を測っています。


【「セルロプラスミン」とは?】

肝臓で産生される銅蛋白で、銅の運搬と代謝、および鉄の代謝にも関与しています。


血清銅の約95%はセルロプラスミンと結合しているため、血清銅はセルロプラスミンと並行して変動します。


蛋白分画では「α2-グロブリン分画」に属し、急性期蛋白としての性質を持っています。

セルロプラスミンは血液中に入ってきた2価の鉄イオンを3価に変え、この3価の鉄イオンはトランスフェリンと結合して血液中に運ばれます。これが血清鉄です。


つまり、銅は、鉄を血液中のトランスフェリンに渡す役割を持ち、腸管からの鉄の吸収や貯蔵を助けます。また、肝臓や脾臓に貯蔵した鉄をトランスフェリンに引き渡す役割をしています。


銅は活性酸素を消去する補酵素として働き、過酸化脂質の増加を防いでいます。


~高値~

①炎症 (妊娠中、ピルの服用中、糖尿病の方も含む)

②貧血  (鉄欠乏性・再生不良性・溶血性貧血)




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奥平智之

日本栄養精神医学研究会 会長

医療法人 山口病院 副院長

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■ 書籍:食べてうつぬけ 鉄欠乏女子 テケジョ 血液栄養解析 うつぬけ食事術

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