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  • 執筆者の写真奥平智之

鉄欠乏の子ども(テケコ)を救え


★ADHDの子どもは“鉄欠乏” をチェックしましょう。


①ADHD(注意欠如・多動症)の小児で血清フェリチンが低いことは、Yan Wangらの体系的なレビューとメタ解析により示されています。

平均血清『フェリチン』濃度は、

ADHDの子ども(23±13ng/ml)では対照よりも有意に低く(44±22ng/ml)、また、血清フェリチンはADHDの子どもの84%、対照群の18%(P <.001)で低値(<30 ng/ml)でした。


②ADHDの神経生物学および治療に関するいくつかの研究は、グルコース代謝、脂肪酸代謝、ミネラルまたはビタミン欠乏などの栄養因子が脳機能に影響を与え、障害の病因に関与していることが示唆さています(Rucklidge JJ;2009、Pelsser LM;2009、Sinn N;2008)。


③MRI(磁気共鳴画像法)を用いて、ADHDの子どもの脳の鉄量を、健常対照群とを比較したところ、ADHDの子どもの両側視床における推定脳磁鉄量は有意に低い(Adisetiyo V;2014)。


◆鉄欠乏では、注意散漫、落ち着きのなさ、イライラなどの症状がでます。ADHDのお子さんは、鉄欠乏が隠れていると、症状がより顕著になる可能性があります。


◆県の特別支援学校の校医を15年ほどしていますが、相談のあった発達障害のお子さんは、必ず私の病院に来ていただき、鉄などの代謝、栄養など身体面をみるために、詳しい検査をしています。



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【テケジョ=鉄欠乏女子】

奥平智之 【鉄欠乏女子(テケジョ)・栄養型うつ・食べてうつぬけ・アンチエイジング・メンタルヘルス】



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奥平 智之

日本栄養精神医学研究会 会長

医療法人 山口病院 副院長

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