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🎀ADHDの特性の強み🎀脳の“違い”が世界を変える



1. ADHDは「忘れっぽい」より「切り替えが速い」のが才能

 → 必要のないことに執着しない。常に“今”に集中できる。


2. ADHDは「落ち着きがない」より「体が自然に動ける」のが強み

 → じっとしていられないんじゃない。行動力がある証拠。


3. ADHDは「気が散る」より「情報アンテナが広い」のが武器

 → 普通の人が見落とすことにも、敏感に気づける感性がある。


4. ADHDは「集中力がない」より「短時間で全力を出せる」からすごい

 → 燃えるような短期集中力が、爆発的な成果を生む。


5. ADHDは「空気が読めない」より「正直で素直」なところが魅力

 → ウソのない言葉は、人の心にまっすぐ届く。


6. ADHDは「計画通りに動けない」より「柔軟な対応力」がすごい

 → 予定外をチャンスに変えられる、天性のひらめきがある。


7. ADHDは「すぐ飽きる」より「新しい刺激に敏感」なのが才能

 → 好奇心の方向に進むから、独創性が生まれる。


8. ADHDは「優先順位がつけられない」より「同時に多くを考えられる」

 → 並行処理型の思考力は、複雑な課題を解決する鍵になる。


9. ADHDは「しゃべりすぎる」より「熱量で場を明るくする」存在

 → 周囲のエネルギーを上げられる、ムードメーカー。


10. ADHDは「細かいところに弱い」より「全体をつかむ感覚」が天才的

 → 枠にとらわれず、大局を見る目を持っている。


🍀「落ち着きがない」「集中できない」「忘れっぽい」。

それらは、ADHD(注意欠如・多動症)と診断された人が、日常でよく直面する言葉です。


でも、その“違い”は、本当に欠点なのでしょうか?


私たちの脳はひとつとして同じものはありません。


ADHDの脳は、ドーパミンという神経伝達物質の分泌や反応に特徴があり、刺激への感受性が高く、短期集中力に優れています。


これは、「次に何が起きるか」を瞬時に読み取り、「今この瞬間」に飛び込む力です。


そして今、栄養精神医学がその“違い”の背後にある生物学的なメカニズムを明らかにしつつあります。


たとえば、鉄・亜鉛・マグネシウム・オメガ3脂肪酸の不足は、ドーパミンやノルアドレナリンの働きに影響し、注意や感情の調整に関与することがわかってきました。


つまり、脳の設計を活かす“栄養という土台”を整えることで、ADHDの特性は武器に変わることがあります。


ADHDの人は創造性、直感、情熱、スピードにおいて、平均を上回ることが数多く報告されています。


たとえばノーベル賞を受賞した科学者や、世界を動かした企業家の中にも、ADHDの特性を持つ人がいます。


ADHDを「病気」ととらえるのではなく、

それは脳の設計が違うという個性であり、「どう活かすか」がすべてです。


私たちはその個性を支える栄養や環境、そして社会の理解をアップデートすべき時代に来ています。


だからこそ、こう言いたい。


ADHDは、制限ではなく可能性だ。


もし、あなた自身やあなたの大切な人がADHDとともに生きているなら、それは“異なる才能”が芽を出そうとしているサインです。


信じてください。


その違いこそが、未来を変える原動力になるのです。






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© 2019 by Dr. Tomoyuki Okudaira

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