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【食と心】の栄養精神医学
メンタルヘルスは食事から

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認知症予防に期待されるポリフェノール ベスト3~抗酸化・抗炎症・抗アミロイド作用~「認知症対策は食事から」
認知症予防におけるポリフェノールのベスト3は、①クルクミン②レスベラトロール③エピガロカテキンガレートです。
①クルクミン:カレーのターメリック(ウコン)の黄色のもと
②レスベラトロール:ベリー類
③エピガロカテキンガレート:緑茶
アンチエイジング(抗酸化・抗炎症)対策として意

奥平智之
2021年5月15日読了時間: 3分


脳細胞は、何をしている? 脳の3種類のグリア細胞の役割〜ミクログリア オリゴデンドロサイトアストロサイト〜
私たちの脳細胞は、1000億個の神経細胞(ニューロン)と、その10倍以上の数の「グリア細胞」でできています。
例えば、グリア細胞は、寝ているときに、私たちの脳から有害物質を取り除いてくれています。
●3種のグリア細胞の役割を覚えておきましょう

奥平智之
2021年5月6日読了時間: 2分


ホモシステインの変換に重要な「亜鉛」:BHMT・MS・CBS
ホモシステインを変換して、減らすには、ビタミンB群の葉酸・ビタミンB6・B12の3つに加えて、変換酵素を活性化する亜鉛が大切な役割を果たしています。

奥平智之
2021年4月18日読了時間: 3分


軽度認知障害(MCI)とビフィズス菌:腸内環境を整えることは、認知症予防においても大切
腸内環境を整えることは、認知症予防においても大切です。軽度認知障害が疑われる高齢者の認知機能の改善に、ビフィズス菌が有用でした。
ビフィズス菌(MCC1274群)は、プラセボ群と比較して、総合的な認知機能が有意に改善しました。
即時機能、視空間・構成、遅延記憶を司る認知領域の点数

奥平智之
2021年4月5日読了時間: 2分


クローブの抗酸化作用に期待される記憶障害の軽減:アロマテラピー
クローブの抗酸化作用は、記憶や学習にもプラスに働く可能性があります。クローブオイルはスコポラミンによって誘発される短期および長期の記憶障害を逆転させることができ、この効果はある程度、酸化ストレスの減少に起因する可能性があると結論付けることができます。

奥平智之
2021年4月4日読了時間: 2分


高齢者特有の症候群:妄想? 認知症?
①カプグラ(Capgras)症候群:「身近な人が他の人物と入れ替わっている」
②フレゴリ(Fregoli)の錯覚: 「同じ人物がさまざまな人になりかわっている」・・・誰を見ても、それを特定の人物と見なしてしまう妄想
③幻の同居人: 「家の中に知らない人たちが住み込んでいて、自

奥平智之
2021年4月1日読了時間: 1分


ビタミンD欠乏と認知症のリスク:あなたも「隠れビタミンD欠乏」?
ビタミンD欠乏は認知症の危険因子になります。ビタミンDが、アミロイドβのクリアランスを促進し、ビタミンDの欠乏が脳内のアミロイドβの増加につながります。ビタミンD とは ?
①日光ビタミン ②粘膜ビタミン ③免疫調整ビタミン ④抗炎症・抗酸化ビタミンであり、グルタミン酸の神経毒を

奥平智之
2021年3月29日読了時間: 1分


アルツハイマー病における亜鉛トランスポーターの変化:海馬、神経栄養因子BDNF、NMDA型グルタミン酸受容体、メタロチオネイン
前頭皮質の老化により、 亜鉛タンパク(亜鉛輸送体)であるZIP1はアップレギュレートします。亜鉛は、亜鉛結合タンパク質(ZIP、ZnT、およびDMT1)を介してグリア細胞およびニューロンに出入りします。 アルツハイマー病では、主要な亜鉛トランスポーターの発現レベルが変化し、これが

奥平智之
2021年3月21日読了時間: 2分


脳における「亜鉛」:アルツハイマー型認知症:海馬、神経栄養因子BDNF、NMDA型グルタミン酸受容体、亜鉛トランスポーター、メタロチオネイン
亜鉛は、脳由来神経栄養因子(BDNF)を活性化させることで、海馬による記憶障害を遅らせる可能性があります。しかし、亜鉛は、多すぎても少なすぎてもダメです。過剰な細胞内の遊離亜鉛は、ミトコンドリアにおけるATP産生の低下につながったり、抗酸化酵素の損傷をもたらしたりすることで、神経

奥平智之
2021年3月21日読了時間: 2分


【認知症と栄養】アルツハイマー型認知症とマグネシウム:認知症予防には、隠れマグネシウム欠乏にも注意
認知症予防には、隠れマグネシウム欠乏にも注意。マグネシウムは、アミロイドβ前駆体タンパク質の輸送とプロセシングを調節します(Chui, D., 2011)
•興奮性アミノ酸およびカルシウム流入に対するNMDA受容体応答を調整します
•マグネシウムは神経細胞のエネルギー産生にも

奥平智之
2021年3月11日読了時間: 2分


【認知症対策は食事から】「ビタミンD」で発症リスク低下:隠れビタミンD欠乏は多い!食べてうつぬけ
『認知症対策は食事から!!』
「ビタミンD」で発症のリスクが低下する可能性があります。若い人でも『隠れビタミンD欠乏』は非常に多いです。
さらに加齢に伴い、日光から皮膚でビタミンDを作る力は低下し、腸から食事としてビタミンDを吸収する力も低下してきます。『日光』+鮭などを!

奥平智之
2021年2月9日読了時間: 2分


ビタミンD欠乏は、認知症の発症リスクを増加させる
認知症予防において、日光を浴びることは大切です。ビタミンDは、食べ物では鮭(サケ)ですね。ビタミンD欠乏は、脳血管性とアルツハイマー型、両方の認知症のリスク因子と言えます。ビタミンDはマクロファージを刺激することによりアミロイド斑の食作用クリアランスを増加させます。

奥平智之
2020年7月16日読了時間: 3分


レビー小体型認知症って何だろう?
一番、注意するべき認知症であり、一番感謝される認知症でもあります。
一番、お薬の副作用に気をつけなければいけない認知症です。レビー小体型認知症の一部の患者さんは、ひどい例だと、風邪薬でも、意識がなくなることがあります。
逆に言うと、少量のお薬で劇的に良くなる

奥平智之
2020年6月8日読了時間: 3分


発達障害が認知症と誤診される??
前頭側頭型認知症ってご存じですか? 一番介護に手がかかる認知症のタイプです。 特徴は、人格変化+行動障害です。 特に、行動障害が目立つものを ≪行動障害型「前頭側頭型認知症」≫ と言います。 自閉症やADADなどの発達障害と間違えないように、子供のころや若い時の様子を家族に聞き出

奥平智之
2020年6月2日読了時間: 3分


認知症タイプ別:どうする食事?
①アルツハイマー型は、食べたことを忘れる ②脳血管性は、障害部位によりうまくのみ込めなくなる ③レビー小体型は、口と食具の位置関係がうまく調節できない ④前頭側頭葉型(ピック病)は、他の人のおかずを食べてしまったり、掻き込むように食べる。甘いものもばかり食べる。買い物に行っ...

奥平智之
2019年4月18日読了時間: 1分