奥平智之2021年3月16日2 分鉄と亜鉛は、お互いに吸収が拮抗するので、吸収部位が異なります。鉄は細菌に奪われないようにするために・・・ 鉄と亜鉛は、お互いに吸収が拮抗するので、吸収部位が異なります。 大切な鉄は、細菌に奪われないようにするために、十二指腸から上部空腸といった腸内細菌が少ないところで、早めに吸収を終えます。 亜鉛の多くは、胆汁酸と重合して胆汁中に排泄されて、主に回腸で再吸収されます。 鉄は
奥平智之2021年3月11日2 分マグネシウム補給は、クエン酸マグネシウム。酸化マグネシウムはほぼ吸収されない。酸化マグネシウムは、基本的に腸から吸収しません(吸収率は4%)。平均赤血球Mg濃度はグループ間で差を示さなかったが、慢性的なクエン酸マグネシウム補給は、他のすべての治療と比較して最大(P∓0.027)の平均唾液Mg濃度をもたらした。 酸化マグネシウムの補給は、プラセボと比較して違
奥平智之2021年3月11日2 分【認知症と栄養】アルツハイマー型認知症とマグネシウム:認知症予防には、隠れマグネシウム欠乏にも注意認知症予防には、隠れマグネシウム欠乏にも注意。マグネシウムは、アミロイドβ前駆体タンパク質の輸送とプロセシングを調節します(Chui, D., 2011) •興奮性アミノ酸およびカルシウム流入に対するNMDA受容体応答を調整します •マグネシウムは神経細胞のエネルギー産生にも
奥平智之2021年3月3日3 分鉄欠乏女子(テケジョ):抗酸化・抗炎症対策も大切:ミトコンドリアは、活性酸素・炎症・免疫の調整役:過剰な酸化・炎症によるミトコンドリアの機能低下はないか?鉄欠乏女子(テケジョ)においては、鉄が足りなくて、ミトコンドリアでのエネルギー産生がうまくいっていない人が多いと思いますが、同時に、ミトコンドリアを活性化するには、抗炎症・抗酸化対策も大切です。ミトコンドリアの機能の維持には、抗酸化・抗炎症対策が大切。 しかし、局所的な微細な炎症